日本から最も近いアジア国家は韓国です。そんな韓国の李朝家具は最も日本人に身近なアジアン家具かも知れません。
アジア諸国の魅力を日本人が本格的に再認識したのは、この20年くらいの間だと思います。しかしアジアン家具に目を向けてみると、どうしても南アジアや東南アジア系のカラフルなアジアン家具、または韓国の李朝家具のような王朝時代の色を残すアジアン家具がメジャーな存在であって、チベット家具は今のところまだまだ日本においてはメジャーなアジアン家具とは言えず、どちらかといえばニッチな存在です。それだけに部屋の雰囲気に合わせて、上手にコーディネートすると個性的な空間を作り出すことが可能ですよ。
中にはチベット家具のことをダサいアジアン家具だと感じる人もいるようです。たしかに機能的な完成度の高いヨーロッパなどの家具と比べると、よく言えば素朴、悪く言えば粗雑な感じがするようです。しかしそれだけにアジアン家具の中でも、チベット家具ほどストレートにその情念を感じさせるものはないでしょう。他のアジアン家具と比べると、そのフォルムも大胆かつ芸術的です。そんなこともあり、一度ハマってしまうと、その魅力から抜けられなくなるのです。
どのようなアジアン家具でも、そのアジアン家具を生み出した地域の人たちのライフスタイルや価値観が、そのバックボーンにはあるのです。チベット家具の場合も、その素朴にしてバリエーション豊富なデザインは、チベットの風習や宗教観を繁栄しています。
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